【内容紹介】
お通を突き放してまで武蔵が求めた剣の道。沢庵の計らいで武蔵は剣の修行に専念することを得た。だが、吉岡一門の腐敗ぶり、宝蔵院で味わった敗北感、柳生の庄で身に沁みた挫折感と、武蔵の行く手は厳しい

【内容(「BOOK」データベースより)】
沢庵のあたたかい計らいで、武蔵は剣の修行に専念することを得た。可憐なお通を突き放してまで、彼が求めた剣の道とは…。だが、京畿に剣名高い吉岡一門の腐敗ぶり。大和の宝蔵院で味わった敗北感、剣の王城を自負する柳生の庄で身に沁みた挫折感。武蔵の行く手は厳しさを増す。一方、又八は堕ちてしまい、偶然手に入れた印可目録から、佐々木小次郎を名乗ったりする。

【内容(「MARC」データベースより)】
吉岡清十郎に勝利した武蔵には、心の虚しさしか残らなかった。だが、吉岡一門は収まらない。一乗下り松に、武蔵対吉岡一門の、雌雄を決する遺恨試合の幕が切って落とされる。吉川英治・宮本武蔵の愛蔵決定版第2巻。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。