【内容紹介】
孔明の意気いよいよ軒昂。赤壁に決戦迫る。新野を捨てて敗走する玄徳。意気高らかに追撃また追撃、玄徳軍の潰滅を計る曹操。孔明は三寸不爛の舌をもって孫権を説伏し、史上有名な会戦、赤壁に曹操を破る。

【内容(「BOOK」データベースより)】
新野を捨てた玄徳は千里を敗走。曹操はなおも追撃の手をゆるめない。江夏にわずかに余喘を保つ玄徳軍に対し、潰滅の策をたてた。天下の大魚を共に釣ろう、との曹操の檄は呉に飛んだ。しかし、これは呉の降参を意味する。呉の逡巡を孔明が見逃すはずはない。一帆の風雲に乗じ、孔明は三寸不爛の舌をもって孫権を説き伏せる。かくて史上有名な会戦、赤壁の大捷に導き、曹操軍は敗走する。