【内容説明】
春秋から戦国へ。最も苛烈な時代を描く大作楚の伍子胥は都を離れ、呉との国境近くを治める兄のもとで異能の人々と知り合う。子胥が賊に襲われ撃退した頃、呉の大船団が楚の都を目指して江水を上ってゆく。

【内容(「BOOK」データベースより)】
奸臣・費無極が、父と兄を処刑する前夜、伍子胥は、楚の都に潜入する。希望はあるのか。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
宮城谷/昌光
1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、『子産』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)