【出版社/著者からの内容紹介】
1年という時が、2人の生死を残酷に分かつ。伝七よ、その刀はもう俺には届かない。
伝七は、武蔵の中で斬られていた。何度も、何度も。残酷なまでの力の差は、自分だけが痛感していた。絶望を経て、伝七は“前”に進む決意を固めた。