【内容紹介】
霹靂火秦明、矜持を胸に道を択ぶ。
楊志を失った梁山泊は、後継者として官軍の秦明に目を付ける。説得にむかった魯智深の秘策とは。一方、叛乱への対策を強化するため、蔡京は青蓮寺に聞煥章を送り込んだ――。(解説/吉田伸子)

【内容(「BOOK」データベースより)】
楊志を失った梁山泊は、その後継者として官の将軍・秦明に目を付けた。秦明を梁山泊に引き入れるため、魯達は秘策を考え出す。また、蔡京は拡大する梁山泊に危機感を抱き、対策を強化するため青蓮寺に聞煥章を送り込む。聞煥章は李富が恐怖を覚えるほどの才覚を持っていた。聞煥章が最初に試みたのは、宋江の捕縛である。強力な探索網が宋江を追い詰めていく。北方水滸、緊迫の第六巻。

【内容(「MARC」データベースより)】
武松らとともに旅を続ける宋江。様々な出会いがあり「替天行道」を広めてゆく。一方、魯智深改め魯達は、梁山泊の強化を図り、官軍より秦明将軍を引き込もうと奔走。痛快英雄譚、さらなる展開へ。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を、2006年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)