【内容紹介】
雷横、空を翔ける虎となる
一万を超える官軍が、宋江たちを包囲した。そして火攻めを開始する。救出に向かった雷横、朱仝、そして梁山泊軍は間に合うのか。一方、青蓮寺は史進率いる少華山の殲滅を目論む…。(解説/縄田一男)

【内容(「BOOK」データベースより)】
聞煥章が宋江の居場所を掴んだ。宋江は太原府の山中に追い込まれ、一万数千の官軍に包囲されてしまう。陶宗旺が石積みの罠を仕掛け、攻撃に備える。官軍は包囲網をせばめ、ついに火攻めを開始した。飛竜軍、朱同と雷横の兵、さらに林冲の騎馬隊が宋江の元へ駆けつけていく。一方、青蓮寺は史進率いる少華山の殲滅を目論む。その謀略に対して、史進はある決断を下した。北方水滸、動乱の第七巻。

【内容(「MARC」データベースより)】
再び官軍に包囲された宋江たち。陶宗旺らの活躍で、1万数千の官軍を相手に辛くも持ちこたえ、林冲らが救出に駆けつける。宋江は双頭山に入る。いよいよ総力戦を控え、双方が動きはじめる…。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を、2006年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)