【内容紹介】
梁山泊と官軍、初の総力戦が始まる――
官軍は祝家荘に軍を配備し、戦を待っていた。しかし大量の罠に阻まれ、梁山泊は攻めることができない。そこで魯達が考えた秘策とは――。梁山泊と官軍、初の大規模な戦が始まる。(解説/王勇)

【内容(「BOOK」データベースより)】
解珍・解宝父子は、祝家荘に大量の兵が入っていることに気づく。官軍が梁山泊の喉元に、巨大な軍事拠点を作ろうとしていたのだった。宋江、呉用らはそれを阻止しようとするが、堅固な守りと、張りめぐらされた罠によって攻め切ることができない。勝利を確信した官軍に対し、梁山泊軍が繰り出した秘策とは。最初の総力戦が、いま幕を開けようとしていた。北方水滸、緊迫の第八巻。

【内容(「MARC」データベースより)】
世直しのための勢力を増す梁山泊と彼らと連携する二竜山と双頭山の三角形の中心に官の要塞、祝家荘が現出した。「水滸伝」随一の美女、扈三娘(一丈青)もついに登場。「三打祝家荘」は中国版原点でも有名です。
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弓鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)