【内容紹介】
廬俊義、ついに捕縛される
青蓮寺は執拗に闇塩の道を探索していた。そして、ついに北京大名府で廬俊義の捕縛に成功する。苛酷な拷問にかけられる廬俊義を、燕青が飛龍軍とともに救出に向かうが――。(解説/張競)
【内容(「BOOK」データベースより)】
青蓮寺は執拗に闇塩の道の探索を続け、ついに盧俊義の捕縛に成功した。過酷な拷問を受ける盧俊義を救うため、燕青は飛竜軍とともに救出へ向かう。一方、北京大名府に残る闇塩の道の証拠を回収すべく、宋江自らが梁山泊全軍を率いて出動する。それに対して青蓮寺は、雄州の関勝将軍に出陣の命を出した。宣賛と策を練り、梁山泊の盲点を見極めた関勝が静かに進軍する。北方水滸、極限の第十二巻。
【内容(「MARC」データベースより)】
晁蓋暗殺で悲しみに沈む梁山泊。青蓮寺の探索はついに闇塩の道に及ぶ。官軍の将軍・関勝は開封府と梁山泊の間で中立を保っていたが…。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)