【出版社 / 著者からの内容紹介】
漢は無様な死に方をしてはならぬ!
宋軍の巨船水軍が梁山泊に迫るが、流花寨の死闘で辛くも防ぐ。一方、梁山泊本隊と童貫軍との緒戦は、呼延灼の策で梁山泊が勝利する。そんな中、楊志の遺児・楊令が入山。決戦は眼前に迫っていた。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

【内容(「BOOK」データベースより)】
童貫軍の猛攻撃が始まった。呼延灼は秘策をもってそれを迎え撃つ。梁山湖では李俊ひきいる水軍が、巨大な海鰍船と対峙していた。梁山泊に上陸される危険を背負いながら、幾百の船群に挑む。一方、二竜山も陥落の危機を迎えていた。趙安の進攻を一年以上耐え抜いた秦明は、総攻撃を決意する。楊春、解宝が出撃、そして、青面獣の名を継ぐ楊令が初めて騎馬隊の指揮を取る。北方水滸、死戦の十八巻。

【内容(「MARC」データベースより)】
「父のように働きたい」 楊志の遺児・楊令が入山。決戦は目前に! 流花塞では宋の水軍との死闘が。一方、梁山泊本体と、童貫軍との緒戦は呼延灼の策が功を奏す…。『小説すばる』連載。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)