【内容紹介】
童貫との最終決戦が始まった。梁山泊の漢たちは死力を振り絞り戦場を駆ける- 腐敗したこの国に光は射すのか。北方謙三の歴史的傑作、ついに完結!
【内容(「BOOK」データベースより)】
最終決戦の秋が訪れる。童貫はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。梁山泊は宋江自らが出陣して迎え撃つ。一方、流花寨にも趙安が進攻し、花栄が死力を尽くし防戦していた。壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。史進と楊令は、童貫に向かって流星の如く駈けた。この国に光は射すのか。漢たちの志は民を救えるのか。北方水滸、永遠の最終巻。
【内容(「MARC」データベースより)】
童貫軍に追いつめられる梁山泊。騎馬隊を率いて童貫の首を狙う楊令。戦場に出る宋江。流花寨が陥落、梁山泊にもついに最期の時が…。男たちの熱き伝説を21世紀に甦らせた北方水滸伝、堂々完結! 『小説すばる』連載。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)