【内容紹介】
権力を握る曹操に対して、その打倒を旗印に英雄たちが集まった。曹操は、自分と劉備が当代の英雄だと言うが…。献帝を擁する曹操は、他の群雄から一歩抜きんでた。(解説・菊池 仁)

【内容(「BOOK」データベースより)】
暴君董卓が誅殺され、長安を脱出して洛陽に還幸した献帝を迎えたのは、十万の精兵を率いる曹操だった。ここで曹操は他の群雄から一歩抜きん出た。帝を擁し、為政者として絶大な権力を握ったのだ。愈々天下を狙い中原の制覇を目ざす秋が来た。しかし、もう一人の英雄劉備が、雄飛の時を待っていた。終生の宿敵となる両雄の戦いは、いま静かに始まろうとしている。

【内容(「MARC」データベースより)】
「当代の英雄はここに二人いる。きみとわたしさ」と曹操はまず劉備を指さし、ついで自分にかえした。両雄並び立たずという。英雄が二人いれば、結局は食うか食われるかの戦になる。曹操と劉備の胸中はいかに?
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