【内容紹介】
つかの間の平和。新しき戦いの予感…。
洪水の排水が成功し、新体制を築きはじめた梁山泊。新頭領・呉用のもと、王貴はじめ若い世代が育つ。一方、岳飛は精巧な義手を身につけ、力を取り戻す。金軍は南進をうかがい、戦雲の気配が近づく・・・。

【内容(「BOOK」データベースより)】
梁山泊、四たび頭領を亡くし、見えざる腕、既に岳飛に在り。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
北方/謙三
1947年唐津市生れ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)