【内容(「BOOK」データベースより)】
秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめたその波瀾の生涯を描く。多くの食客を抱え、『呂氏春秋』を編んだということ以外、多くの謎に包まれた呂不韋に、澄明な筆致で生命を与え、みごとな人物像を作り上げた、六年半に及ぶ大作。第一巻春風篇では、呂不韋の少年時代を描く。

【内容(「MARC」データベースより)】
金山の山師は、少年・呂不韋から立つ「黄金の気」を見た、という。この少年が、いずれ大事業をおこすのか…。秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめた波瀾の生涯を描く。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
宮城谷/昌光
昭和20年(1945年)、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。その後帰郷、執筆活動に取り組む。『王家の風日』を完成後、平成3年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を、同5年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、同12年には第三回司馬遼太郎賞受賞、同13年『子産』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)