【内容(「BOOK」データベースより)】
通吃島で退屈な日々を送っていた韋小宝は、ロシア出征のため、康熙帝に呼び戻される。アルバジン城を攻め落とし、首尾よくネルチンスク条約をまとめるが、「板ばさみ」の苦悩は、ますます深まっていく…。権威を笑い飛ばして大出世したお調子者のヒーローが、最後につかんだものは!?中国文学史に巨歩を印した歴史痛快作、堂々の完結。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
金/庸
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)