【内容(「BOOK」データベースより)】
好意を寄せる王語嫣に冷淡にされ、失意のまま無錫にたどりついた段誉は、酒が取り持つ縁で、偉丈夫・喬峯と意気投合し、義兄弟の誓いを交わす。しかしこの喬峯こそ、江湖最大の勢力を誇る丐幇の首領であった。折りしも丐幇には内紛が起こり、西夏国の魔手も武林に伸びていた。民族の宿怨を呼ぶ出生の秘密を抱えた喬峯の、地獄の道程が始まる。

【内容(「MARC」データベースより)】
外患に悩む北宋の哲宋時代。お家騒動に巻き込まれた段誉、心ならずも戒律を破ってしまう少林寺の僧侶・虚竹ら四人の若者を中心に、父の世代が残した確執に運命を翻弄される息子たちを描く、壮大なスケールの大河ロマン。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
金/庸
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)