【内容(「BOOK」データベースより)】
三十年前に両親を襲った悲劇の真相を知るため、雁門関へ向かった喬峯だが、岩壁に記されていたはずの父の遺文は何ものかに削り取られていた。自らの出生の秘密に苦悩し、父母の復讐を誓った喬峯は、彼を一途に慕う阿朱とともに、敵を追い求めて国境へ、さらに長江を渡り天台山へと向かう。その遙かな旅路は、愛と殺戮の夢幻の道行きだった。

【内容(「MARC」データベースより)】
遼国に帰り、契丹人として生きようとする喬峯。しかし、遼王が宋を侵攻すると聞き、契丹人としての血と、北宋の侠客としての正義感の板挟みとなって激しく動揺する。宋代を舞台に、壮大なスケールで描く大河ロマン第4巻。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
金/庸
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)