【内容(「BOOK」データベースより)】
文王と呂尚は釣魚台で運命の出会いを果たした。呂尚は文王に馬車を曳かせ、周の将来を占う。紂王は妲己の魔力に屈し、聞仲太師の治国十策を反古にした。ついに文王は西岐軍を率いて出陣した。難攻不落の崇城を落とすため、呂尚は崇侯虎の弟・崇黒虎を説得して、崇侯虎とその子を捕えさせる。その直後、文王が没し、姫発が即位して武王となった。紂王に妻と妹を殺された黄飛虎も殷を見捨てて西岐を目指す。殷は崩壊への道を進んでいた。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
横山/光輝
1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社宣伝部員などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」の連載を開始、大ブームとなる。以後、「伊賀の影丸」「魔法使いサリー」「水滸伝」などヒット作品はジャンルを問わず多数。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)