【内容(「BOOK」データベースより)】
孟津を目指す周軍の前には、5つの関門が立ちふさがっていた。周軍は第1の関門・〓水関(しすいかん)が備える出城のうち、まず右の佳夢関を落とし、左の青竜関も〓(とう)九公と黄天祥を失いながらも陥落させて、〓水関(しすいかん)に押し寄せる。守将の韓栄は息子たちが死を選んだのを見て自刎した。第2の関門・界牌関の徐蓋は戦わずに降伏。第3の関門・穿雲関の徐芳は南宮〓(かつ)が討った。残る関門は臨潼関、潼関の2つのみ。しかしそこには悲劇が待ちかまえていた。

【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
横山/光輝
1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社宣伝部員などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」の連載を開始、大ブームとなる。以後、ヒット作品はジャンルを問わず多数。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)