金庸 (きんよう)
1924年2月6日 -
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年『書剣恩仇録』を発表。圧倒的支持を得、全12部の長篇武侠小説を創作。
中国、香港、台湾を始め中華世界に12億人の読者を持つ超人気作家
清代
書剣恩仇録
清朝の打倒を目指す「紅花会」のリーダー陳家洛(ちん からく)と清朝皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)には出生の秘密が。。。
金庸、武侠小説のメジャー・デビュー第一作目にあたる。
>>>「書剣恩仇録」レンタルDVDの紹介
"amazon" にはない巻が多かったので "楽天" にリンクしました。
書剣恩仇録〈1〉秘密結社紅花会 (徳間文庫)
清代、乾隆帝の治世。滅満興漢を掲げる秘密結社・紅花会の総帥、于万亭は、臨終の床で養子の陳家洛を後継者に任命する。無塵道人以下、十三名の幹部たちは、ただちに新当主のもと、安西に集結する。ところがその途中、于万亭の遺言から皇帝の重大な秘密を握った猛者・文泰来は、朝廷が放った遣い手に深手を負わされ、土地の豪族・周仲英の屋敷に匿われるが…。中国の国民作家、金庸の記念すべき処女作。
書剣恩仇録〈2〉乾隆帝の秘密 (徳間文庫)
文武に優れた名門出身の貴公子、紅花会の新総帥・陳家洛は、隻腕の剣客・無塵道人、飛び道具の名手・趙半山、知謀に優れた軍師・徐天宏ら紅花会の英雄たち、
それに鉄胆荘の大侠客・周仲英、その娘・鉄火肌の周綺らとともに、朝廷に囚われた文泰来を救出するため、杭州へ向かう。途中の西湖で、陳家洛は宿敵・乾隆帝と遭遇する。火花散らす両雄。しかしそれは深い縁で繋がった二人の運命の出会いであった。
書剣恩仇録〈3〉砂漠の花香妃 (徳間文庫)
炎に飛び込み、命懸けで義兄・文泰来を救出した紅花会の若き幹部・余魚同は、文の妻・駱冰への思いを断ち切れず、出家する。一方、清軍の攻撃からウイグル族を救うべく、紅花会の英雄らとともに新疆に赴いた陳家洛は、仙女の如き絶世の美少女・カスリーと出会い、愛し合うようになる。カスリーは、やはり陳家洛を慕うウイグル族の美しき知将・ホチントンの妹であった。折りしも、清軍の包囲が始まる…。
書剣恩仇録〈4〉紫禁城の対決(徳間文庫)
自らの奇策で大勝利を収めたホチントンだったが、思わぬ誤解を受けて傷心のまま姿を隠す。行方を追う陳家洛とカスリー。黄砂に埋もれた古都にたどり着いた三人は、凄腕の武芸者・張召重ら朝廷の追っ手を振り切って廃墟の宮殿へ迷い込む。折りから乾隆帝の奸計は美神カスリーへと向かっていた…。愛と大業の板挟みとなり血の絆に苦しみながら、追いつめられた陳家洛の下した決断とは!?驚愕の完結篇。