宮城谷昌光 (みやぎたに まさみつ)
私の知る限りでは、最も古代中国についてたくさんの小説を書いている作家です。
管仲,重耳,孟嘗君,晏子,楽毅 など 偉人についての著作が多く人生勉強にはいいかな。
また、漢字の成り立ちにも詳しかったり、楚漢戦争,三国志など他で見聞きしている物語を違った側面から捉えていたり興味のあることばかりで大好きな作家です。
でも、見かけない単語が多いのと、登場人物も複雑だったりするので、じっくり読まないとわけがわからなくなったりすることがあります。個人的な問題ですけど。
この作者については、時代ごとに時系列に並べてみました。
春秋戦国時代(前)
管中
管鮑の交わりのあの管中のはなし。
管仲〈上〉 (文春文庫)
管仲〈下〉 (文春文庫)
侠骨記
名宰相 管仲 斉との闘い、他。
侠骨記 (講談社文庫)
春秋名臣列伝
衛(えい)の石さく、鄭(てい)の子産(しさん)、呉(ご)の伍子胥(ごししょ)など 春秋時代の名臣20人軌跡を描いた中国歴史短編小説
春秋名臣列伝 (文春文庫)
子産
子産(上) (講談社文庫)
子産(下) (講談社文庫)
呉越春秋 湖底の城 [単行本]
あの呉越の人間ドラマを小説化。伍子胥(ごししょ)が楚の青年だったころから物語は始まる。