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宮城谷昌光 (みやぎたに まさみつ)

私の知る限りでは、最も古代中国についてたくさんの小説を書いている作家です。 管仲,重耳,孟嘗君,晏子,楽毅 など 偉人についての著作が多く人生勉強にはいいかな。
 また、漢字の成り立ちにも詳しかったり、楚漢戦争,三国志など他で見聞きしている物語を違った側面から捉えていたり興味のあることばかりで大好きな作家です。
でも、見かけない単語が多いのと、登場人物も複雑だったりするので、じっくり読まないとわけがわからなくなったりすることがあります。個人的な問題ですけど。

この作者については、時代ごとに時系列に並べてみました。

夏~商(殷)

天空の舟-小説・伊尹伝 (文春文庫)

紀元前1600年頃に存在したとされる王朝”夏”の末から商の初めの動乱が背景です。漢字のない時代で資料が甲骨文と金文しかなかったそうで、 作者も「あとがき」にて「無謀」と言われています。 まあ、実際にあったかどうかはともかく、大変面白く夢のある作品でした。

 天空の舟―小説・伊尹伝〈上〉 (文春文庫)

 天空の舟―小説・伊尹伝〈下〉 (文春文庫)

沈黙の王

初めて文字を創造したといわれている高宗武丁の話、他5篇。

 沈黙の王 (文春文庫)

商(殷)~周

王家の風日 (文春文庫)

古代中国の王朝 商(殷)を支えた名宰相箕子の側から書かれています。暴君と呼ばれた紂王、そして太公望とのからみが面白い。

 王家の風日 (文春文庫)

太公望 (文春文庫)

『太公望』のことを「古代の政治家で釣りの好きな人」くらいにしか知っていない人は多いのではないでしょうか?  私はそうでした。周王を支え、管中の舞台となる斉を作った偉人です。
だいたいは創作なのでしょうが、少年時代についての部分は夢と希望にあふれています。 そして、父の仇 商王朝を壊滅させるところは見逃せません。

 太公望〈上〉 (文春文庫)

 太公望〈中〉 (文春文庫)

 太公望〈下〉 (文春文庫)